寒さで身体に力が入っている状態が続くと、背中の緊張が取れずに不快感やコリ、痛みなどのほか
疲れがとれない・だるいといった体の不調があらわれます。
だるさは解決方法が分かりづらく、ついつい放置してしまいがちです。
そのだるさがスッキリとれれば体のコンディションは整い、気持ちもすっきり毎日をおくれるはずです⭐︎
●背中が凝ってしまう主な原因
①背中の筋肉は常に緊張している
背中は背骨を支えるために常に緊張している状態で、
頭の重さを支える首、背中、そして腰と、常に直立の姿勢を保つために筋肉はフル稼働。
首から背中がひどくこると頭痛や吐き気まで出てきます。
この疲れが溜まりやすい背中が完全に脱力するのは、寝ているときのみなのです。
②睡眠不足は悪循環
背中の筋肉を休めるためには、垂直の重力がない
「寝た状態」が一番。
睡眠不足だと背中の疲れがなかなか取れなくなります。
③背中が緊張すると疲労がとれにくくなる
背中のだるさは筋肉の緊張やコリからくるだけでなく、神経症状としても現れます。
背骨のすぐ横には自律神経が通っており、
内臓やホルモン分泌などの働きはこの自律神経が制御します。
背中のだるさを解消するには
この筋肉をほぐし、背骨を正しい位置にすることが大事です。
そこで、簡単にできるストレッチがこちら↓
・猫のポーズ
ヨガのポーズです。
四つん這いになって両手と両ひざを肩幅程度に開きます。
息を吐きながら、ゆっくりへそをのぞくように背中を丸めます。
そのまま3回深呼吸し、30秒キープします。
息を吸いながら、ゆっくり背中を反らせます。
両手・両ひざの位置は動かさず、お尻を天井に突き出すイメージです。
無理のない程度に反らしたら、
そのまま3回深呼吸し、30秒程度キープします。
何度か繰り返し行います。
深くゆっくり呼吸をすることがポイントです。
・椅子に座りながら
椅子に深く座ったまま背筋をまっすぐに伸ばし、頭の後ろで両手を組みます。
頭で両手を押すイメージで、5秒程度かけて背中を反らします。
5秒経ったら力を抜いて頭を元の位置に戻します。
2~3回繰り返しましょう。
毎日継続することで、だんだんと背中のこりや痛みの改善を感じられるようになるはずです。
正しいフォームを意識して、
無理せずに呼吸を深くゆっくりと行いましょう。
ぜひ入浴後身体が緩んでいるときや、隙間時間に取り入れてみてください♪